「勉強しなさい」は禁句


子どもがまったく勉強をしようとしない時、お子さんに何と声をかけていますか?
「勉強しなさい」?
これで済めば話はカンタンですが、「大嫌い」とまで言ってしまう子だとしたら、
勉強のやり方が分からなくてつまずいている可能性があるでしょうし、
少なくとも勉強を始める習慣が身についていないと考えられます。

どうしたら勉強をする気になってくれるか
どうしたら勉強に興味を持ってくれるのか

元々子どもは好奇心が強いもの。知りたいと思う気持ちさえ起これば
放っておいてもどんどん知識を吸収していくものです。
それが何かのきっかけで、例えば、とても関心を持てない授業内容だったとか
問題の解き方が分からず、そのまま授業について行けなくなってしまったとか
そうしたことが積み重なって、勉強イコールつまらないものとなってしまう…
これはとても残念な事です。
このまま大人になってしまったら、世の中の楽しみの何分の一かは知らずに過ごすことになってしまう
のですから。

最も根本的なきっかけ作りは、将来へのビジョンを持つこと。
時には時間をとって、親子で子供の将来のことや夢などについて、じっくり語り合ってみましょう。
漠然とした内容でも良いのです。子供が話を聞きながら、自分の可能性にワクワクできればしめたもの。

効果がないようなら、変化球として「勉強をしないと将来どうなってしまうのか」について話してみるのも
一手です。

義務教育をおろそかにすると高校へ進学できない→つまり大学にも進学できないということになるので、
必然的に社会へ出ていく際に門戸が狭くなることは確かです。
も ちろん、起業したり個人事業主として身を立てるという方向もありますが、社会に出るということは
給与面だけの話ではなく、
例えば研究職や国際的なプロ ジェクトなどには、義務教育の段階でドロップアウトしてしまっては相手に
してもらえないでしょうし、芸術家になるのでさえ、分野によっては難しいでしょ う。
それはなぜかと言うと、同じ目的をもった人が集まって何かをやる時は、ほとんどの場合、参加者全員が
共通の基礎知識を持ち、共通の認識を持っていないとコミュニケーションが成り立たないからです。
ロケット開発の現場に無学の新人が「右も左も分かりませんが宜しくお願いします。」と言って入って
いっても相手にされるわけがありません。

こうしたことを、まず親が認識し、噛み砕いてお子さんに伝えてあげましょう。
さらに具体的に日々の学習習慣を付ける方法については、他の章をご参考に。


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